奥行きのあるカウンターは、家族の食卓や勉強机に
三建さんの「ソラマド」のモデルハウスで見たコの字型キッチンが、まさに私の理想だったんです。コの字型キッチンって、確かにスペースは必要だけど、振り向いたり、一歩動いたりするだけでたいていの作業がこなせるので、以前から「いいなあ」と憧れていたんです。
でも、雑誌とか見ていても意外と採用例が少なくて。
三建さんのモデルハウスで見たときには「これだ!」と思いましたね。
それが家づくりをお願いした理由のひとつでした。
プランを打ち合わせするときも、このモデルハウスのキッチンのレイアウトをベースにしました。I型キッチンを北側の壁に配置して、そこにL型のダイニングカウンターを組み合わせる形です。
奥行きのあるダイニングカウンターは、夕食のときなどに大皿を並べることができてとても便利。子供のスタディーコーナーとしても使う予定です。
キッチン内の床は一段低くしました。こうするとキッチンのワークトップとカウンターの高さがちょうど同じくらいになって、配膳や後片付けがしやすくなるんです。あと、カウンターの席に着いた家族と視線が合いやすくなる、ということもあります。
キッチンの奥にはパントリーを設けました。必要以上に生活感が出ないように、電化製品などもここに収納しています。
大きな吹き抜けもたくさんの収納も要望がすべてかないました
設計の打ち合わせではキッチンに力を入れましたが、もちろんそのほかのこともしっかりお話できました。大きな窓のある吹き抜けや収納計画など、私たちの要望はすべて実現したように思います。
まず、玄関を入ると左右に収納スペースを配置して、アウトドア用品などを置く土間収納や可動棚を造作したシューズクロークに活用。
主寝室にはウォークインクローゼットを隣接させたので、身支度をここで済ませることができるようになりました。その奥には夫がリクエストした書斎スペースも確保できています。
室内全体のインテリアは、北欧風のナチュラルな木目を効かせたテイストに。リビングの吹き抜けには高窓からの日差しがたっぷりと入ってきます。
三建さんの外張り断熱の仕様は標準でも断熱性が高いので、エアコン1台で夏も冬も快適。太陽光発電も搭載することもできて、光熱費が大幅にコストダウンしました。 「子どもがのびのびと暮らせる家にしたい」と思って始めた家づくりでしたが、家族みんなが心地よく過ごせる住まいになりました。