【建替えvsリフォーム】リフォームと建て替えの違いは?判断基準やメリットデメリットも徹底解説!
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新築・リフォーム・リノベーション 兵庫県加古川市 株式会社三建の荒巻です!
実家を譲り受けることになった、実家で同居することになった、親はまだ生きているけど実家で暮らすことになった…というケースは意外と珍しくはありません。
住宅展示場に来られる方の中で、意外とこういう不安や悩みを抱えている方って意外と多くいらっしゃるのです。
しかし、譲り受けた古家にそのまま住むことは危険も伴う可能性もあります。
特に旧耐震基準の中で建てた戸建て住宅に関しては、約30年もするとあちらこちらと老朽化がでてきてしまいます。
更に一定の築年数が経過した一戸建て住宅だと、リフォームするにしても、大掛かりになり、結果的にリフォーム・リノベーションするか建て替えを実施するか、迷うという方も多いものです。
「結局大規模なリフォームをするなら、建て替えてしまったほうがいいのでは?」
「リフォームのほうが結局安いんじゃないの?」
という疑問も良く耳にします。
そこで、リフォームと建て替えについて、それぞれの特徴や費用などの違いや、メリット・デメリットを一緒に確認していきましょう!
リフォームとは?
リフォームとは、既存住宅の基礎部分を残したまま部分的に改修すること行うことです。
リフォームの中には、水廻りや外壁などの一部を扱う、部分的なリフォームと、目に見えている箇所のほとんどを扱うフルリフォームがあります。
住宅の規模やリフォーム内容にもよりますが、比較的建て替えよりも安価に行うことができます。
しかし、間取り変更や外観を変えると更に高額な費用になるので一概には言えませんね。
また最近人気があるマンションなどのリノベーションもリフォームの一部に含まれます。
古屋をリフォームする際のメリットとデメリットについて紹介していきます!
メリット
◎短い工期で工事を終わらせることができる
リフォームの場合、全面リフォームであっても柱や棟はそのまま利用するので、解体する部分が建て替えより少なく、工期を短く済ませることができます。
特に壁紙の張り替え、家具の取り付け、外壁の塗り替え、設備の交換などの部分リフォームは建築確認申請も必要ないため、依頼してすぐに工事を始められるので、申請関係で工事が伸びることもありません。
◎比較的費用が抑えられることが多い
フルリフォームして間取りまで変更する場合は例外ですが、上でも挙げたように工期が短いことも踏まえて建て替えより費用が安くなることが多いです。
さらに一定の条件を満たしたリフォームであれば、補助金や助成金を利用できることも多いので、費用的には抑えられます。
リフォームの規模によっては住宅に住んだまま工事を行うこともできるので、仮住まいを探す手間や引っ越し費用がかからないというメリットですね。
デメリット
×間取りの変更に制約がある
メリットでも書きましたが、全面リフォームであっても元の住宅の基礎を使ったまま工事をすることになります。
そのため、基礎や柱等を残した工事が大半ではあるので、間取りを変更したくても構造上できないことがあります。
リフォームのデメリットは思い描いていたような間取りにできない事が多いです。
しかし、こちらについてもリフォームの規模によってきますが、柱等を差し替えたり費用をかけて間取りを変更することも可能ですが、建て替えより費用が掛かってくる場合もあるので、このあたりを注意して判断していく事も必要ですね。
×大幅な間取り変更の場合は費用が高くなる
上でも記述しましたが、間取りを変えると工事費用も高くなります。
「これはもうほとんど建て替えじゃん…」となっても、それ以上の費用が必要になることもありますので、間取り変更を考えている方は要注意です。
特にキッチンやふろ場などの水回りの位置を変えようとすると費用が大きく掛かってきますし、忘れられやすいのが、増築する際には自治体への確認申請が必要で、工事完了後に固定資産税が上がります。
このようにリフォーム工事も規模が大きくなれば想定以上の時間やコストがかかります。
×耐震性は保証できない
リフォームは、基礎の作り直しができないため、家の土台となる「地盤」の問題も解決できません。
築年数が古い中古住宅で大規模リフォームを行ったとしても、断熱性能については断熱材を入れたりすれば断熱や気につについてはカバーできますが、強い家に作り替えることはできないことがほとんどです。
建て替えとは?
建て替えとは、既存住宅の基礎部分を取り壊して、土地をまっさらな状態にして戸建て住宅を建築することです。
建て替えを行うには、既存住宅の解体工事・新築工事・外構リフォーム工事などの複数の工事を行う必要があります。
建て替え費用を抑えるために分離発注をすることもできますが、手間や時間をかけたくない方は、工務店に一括発注することもおすすめです。
それでは、建て替えのメリット・デメリットも見ていきましょう!
メリット
◎耐震性や断熱性の不安を解消できる
建て替えでは基礎を含む全てを取り換えてしまうので、新しい建材を使うことができます。
地盤の状態なども確認した上で、新しい耐震基準に合わせて建築するので、地震が多い日本では大きなメリットですね。
さらに建て替えでは基礎を一度取り壊すため、地盤調査・地盤改良で耐震性の不安を解消することもできます。
最近の住宅は以前の住宅と比べて断熱性能や気密性能などが格段にアップグレードされており、リフォームでは実現がむずかしいレベルの性能まで引き上げることができます。
高気密・高断熱の省エネ住宅に住むことで光熱費が抑えられ、長期的に見てお得になることもあります。
◎間取りを自由に決められる
建替えの最大のメリットは、間取りや性能を自由に変更できることだと思います。
イチから暮らしを見直しつつ間取りを決めることが出来るので、間取り変更や設備なども一新することができます。
自分たち家族の理想的な暮らしを実現してくれる家づくりをしたい方には建て替えがおすすめです。
また、実家を二世帯住宅に建て替えるなど、大きな間取り変更を行う場合には建て替えがおすすめです。
◎リフォームよりローンが組みやすい
建て替えたいと考えている時に住宅ローンが残っていたとしても、収入や勤続年数などの諸条件をクリアしていれば、建て替えローンに切り替えることが可能です。
返済期間も最長で35年と、長期間借り入れが可能な場合がほとんどです。
さらに長期優良住宅の基準に収まれば、建て替えであっても住宅ローンの優遇措置や、税の特例措置などの優遇が受けることが出来るのでお得に建替えることが出来ますね。
デメリット
×リフォームより費用が掛かる
当たり前ですが、解体費用と住宅を新たに建てる費用が別で掛かってきます。
解体工事・新築工事・外構工事などが含まれるため、各工事の費用を合計すると、一般的な注文住宅の新築工事よりも費用が掛かってしまうケースがほとんどです。
もし所有している自宅が2006年以前に建築されたものなら、発がん性物質のアスベストを含んでいる建材などが使用されている可能性が考えられるので、アスベストが飛散しないように工事を行うことから、解体費用も高額になってしまいます。
それだけでなく、建て替えをする住宅に既に住んでいる場合は、工事中の仮住まいを確保する必要もあり、場所によっては通勤や通学が不便な期間ができてしまいます。
仮住まいに移る時と、住宅に戻る時の引っ越し費用も考えておきたいですね。
×建替えできないお家がある事も…
すべての中古住宅が建て替え可能なわけではなく、一定の条件をクリアできなければ建築できない中古住宅もあるんです!!!
家を建てるときは、「建築基準法」で定められた規定を守らなければいけません。
建物が建った後で建築基準法の改正があった場合、すでに建っている建物は違法建築にはなりませんが、家を壊して建て替えるときは、その時点での建築基準法に合わせないといけないので、理想のお家が建てれない可能性があります。
よくある例でいくと、「接道義務」を満たしていない戸建て住宅。
現在の建築基準法では、道路に2m以上敷地が接していない土地には、原則として家が建てられないことになっています。
建築基準法上の「道路」とに接していない土地などは再建築不可という扱いになり、建て替えをすることが出来なません。
しかし、手続きや申請を行うことで再建築不可物件でも建替えできる可能性はあります。
ですが、物件によっては建替えできないリスクが伴うことも覚えておきましょう。
結局どっちがお得?
リフォームと建替えどちらもできる工務店に相談しよう!
部分的なリフォームであれば、必要最小限の範囲で不具合を修繕していくことができます。
一方建て替えでは、全てリセットして、地盤から作り直すことが可能です。
地盤や基礎部分というのは、外から見ることができないので、解体してみなければわからない問題あり判断が難しいので、事前調査が必要なケースもあるでしょう。
こうしたことを踏まえ、まずは経験値の高い住宅のプロにご相談下さい。
三建では新築注文住宅からリフォーム・リノベーションの設計・工事まで行っています。
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ご相談やお見積もりは無料ですので、お気軽にご相談下さいね!
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