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分譲地・宅地(単独地)あなたはどちらを選択しますか?

date_range2022-7-01
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家を建てるためにはまず土地が必要ですね。

住宅を建てられる方の多くは【お土地探し】をされているのではないでしょうか。

「どんな家を建てるか」と同じように「どんなところに住むか」はとても重要です。

 

これから家づくりを検討される方、今お土地探しを始めている方へ

 

選択する際の参考情報として、【分譲地】と【宅地(単独地)】の違いや注意点をお伝えできたらと思います。

まず分譲地も宅地(単独地)もどちらも家を建てられる土地の事です。

しかし、それぞれ土地の状態や家を建てる制限などに違いがあります。

 


【宅地】ってどんな土地? 

土地の登記記録に記載される地目の一種。「建物の敷地及びその維持もしくは効用を果たすために必要な土地」と定義され、店舗や工場を建てる際にも使われます。また宅地は単独地とも呼ばれ、単に住宅を建てられる土地としての意味合いが強いです。

 

※「地目」とは、土地をその利用状況によって区分したもので、家が建っている土地であれば「宅地」、農地であれば「田」や「畑」といった具合に20種類以上の地目があります。

 

【分譲地】ってどんな土地?

宅地の一種です。分譲地は1か所の広い土地を不動産会社などによって区画整理され、住宅用に特化されて販売されている土地です。

 

 


 

それでは宅地と分譲地とそれぞれのメリット・デメリット見ていきましょう!

 

 

■ 宅地(単独地)のメリット
◎建築業者・住宅会社を自由に選べる
→住宅会社を自分たちの意思で決められるので、自分好みのこだわりのマイホームが建てられる

◎広さ感・土地のカタチ・日当たり・周辺環境・価格など自分たちの理想に近い土地を見つけることができる

◎変形地でエリア相場よりお得に購入できる
→注文住宅の腕の見せ所!ご家族に寄り添いその土地を活かした暮らし提案をしてくれる会社に出会えたら最高!

◎交通アクセスの利便性を最優先
→電車通勤をしないといけない、将来子供が電車通学を予定している。分譲地では公共交通機関から距離が空いてしまうことが多いため、交通アクセス最優先の場合は宅地で探されると見つかりやすいです。

余談ですが・・・個人的に
◎近所付き合いで家計助かる(地域や関係性にもよりますが)

→近所のおじいちゃんおばあちゃんからの野菜のお裾分け(旬の食材・家計助かる)また様々な世代の方との交流が増えるため、そのエリアに早く馴染みやすい
 
■ 宅地(単独地)のデメリット
・1世帯でそのエリアに移り住む参入のハードルの高さ有
→既に人間関係が出来上がっているエリアに新規で入り、暮らしを始めるというのは相当な勇気と覚悟がいりますよね。。。

・土地に関する価格が不明確!土地販売価格を鵜呑みにしない!

→電気・ガス・水道などのインフラ整備に必要な場合や地盤改良が必要な場合、土地購入代金に追加でイレギュラーな費用がかかります。

・擁壁(ようへき)の設置費用が自己負担になる場合やある

→擁壁とは、道路から敷地が少し高くなっている場合、その上に建物を建てる際は、崖や盛り土の側面が崩れ落ちるのを壁の事です。土地を売る側が販売のために擁壁をしている場合もあります。

・境界がはっきりしていない場合がある
→はっきり決まっている場合がほとんどだが、決まっていない場合もある

・土地に接している道路の幅や公道か私道か要確認。私道の内容も重要です。
→家づくりトラブルは避けたい!気持ち良く進めるために最善の注意と確認を!宅地と書いてあるのに実は建てられない物件だった・・・というケースもあります。
 
 
■ 分譲地のメリット
★土地に関する価格が明確!
→分譲地は住宅を建てることを前提にした土地なので、インフラか既に整備されており、その費用は土地価格に含まれた状態で販売されています。土地に関してイレギュラーな費用がかかりません。

★境界線がはっきり決められている

★生活の利便性が高いエリアに開発されている
→教育機関やスーパー・病院など暮らしに必要な施設までのアクセスが良い環境に開発されていることが多いです。

★親しみやすいコミュニティーの構築!
→同年代や同じような家族構成のファミリーが多く選ばれる新規分譲地
同じようなライフステージでの家づくりの計画・建築しているケースが多く、新しくその土地に暮らしを決めた方も人間関係を構築しやすい環境です。お子様の友人づくりやママ友パパ友も作りやすいですね。

★子供もお年寄りも安心な街づくり
→大規模な分譲地になると分譲地内に子供が安全に遊べる公園が作られていたり、住民間同士のコミュニティー活動が行える共有施設がある分譲地もあります。また防犯カメラの設置やときには交番が配置され、住人の生活を守ります。
 
 
■ 分譲地のデメリット
・建築条件付き土地が多い(住宅会社が決められている)
→分譲地は建築条件付き土地と売り出される場面が多く、不動産会社が建築業者をすでに決めて、そこでしか建てられない状態で販売されるケースが多いです。そのため、建てたい住宅会社が決まっている人は、建築条件が付いているかどうかを調べてからのご購入をお勧めします。

・インフラ台が土地代に含まれているため、純粋な土地価格が分からない
→分譲地の価格はインフラ代も含んだ金額になっていることが多いです。例えば、不動産会社に「分譲地はインフラ代も含んだ値段なのでお得ですよ」と言われても、その土地の原価かいくらなのか分かり兼ねるので、一概にお得とは限りません。分譲地以外の宅地とインフラ整備の費用も含めて比較をした上で、どちらが良いのか見極めていきましょう。

・公共交通機関へのアクセスが悪いことも
→都会に多いケースかもしれませんが、分譲地を開発するにあたり広大な土地を必要とするため、必然的に駅から距離が空いてしまします。車での生活がベースにある地域は不便さをあまり感じないかもしれませんが、普段から公共交通機関を多く利用される方は交通の便の悪さが生活の質に直結してしまう可能性があります。

・人間関係トラブル
→距離感の近い中に複数世帯が暮らすため、コミュニケーションが密になり、助け合いや防犯などのメリットもありますが、人付き合いが濃くなり距離の近さが仇になって対応することができない思いがけないトラブルやストレスが発生する可能性も。
 

 

今回は宅地(単独地)と分譲地の違い、それぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。自分に合った土地とは?少しイメージできたでしょうか。

さらなる疑問は専門家に聞いて解決しましょう。

 

皆さまのお悩みや不安・疑問を解決する住宅のエキスパートが三建にはいます!

 

ぜひお気軽にご相談ください。

 


 

 

最後に。

 

家を建てるということは長くその土地で暮らすということ。

その土地でそんな暮らしがしたいかご家族でたくさんお話していただき、それぞれの思いが実現できる土地の広さ感やカタチ・周辺環境や価格など様々な要素を考慮した上で、自分たちの理想に近い”ここに決めた“と納得できるお土地を見つけて下さい。

 

 


 

 

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