子育てママの夢が叶う家づくり加古川・姫路・明石エリアで注文住宅　

新築・リフォーム 兵庫県加古川市　株式会社三建　住宅営業部の岡田です！

 

 

 

さて、
先月は比較コーナー第一弾として「ＩＨとガス」について取り上げました。
その中でレンジフードの油煙の捕集率のことに触れましたので、
今回はレンジフードについて大事なことをお伝えしたいと思います。

 

「我が家には、一体どのタイプのレンジフードがいいの？」
 と気になりますよね。

 

 

レンジフードは各メーカーから様々なもの出ておりますが、
大きく分けると２つ！

 

・一般的なレンジフード


・同時吸排気型のタイプ

 

 

「この２つのレンジフードは、いったい何が違うのでしょうか？」

 

 

 

 

一般的なレンジフードは、
本体から排気ダクト（約15センチ）が外壁を貫通し屋外に汚れた空気を排出します。

 

 

同時吸排気型レンジフードは、
排気ダクトに加えてて吸気ダクトの接続口があり、
吸気と排気を同時に行うタイプのレンジフードです。

 

 

≪  結論  ≫

 

・第３種換気システムのお家　→   一般的なレンジフード

 

・高気密かつ第1種換気システムのお家 →同時吸排型レンジフード

　　　　　　　　　　　　　　がおススメです。

 

ここで何やら小難しい
“ 換気システム ” というキーワードがでてきました💦
大事なポイントになりますので、引き続き読み進めてみてくださいね

 

日本の住宅はシックハウス症候群を防ぐため、
2003年7月、24時間換気システムが法令上で義務化されました。

 

 

現在の日本の住宅 の換気システムの多くは、この２つ。

・第１種換気システム
・第３種換気システム

 

 

 

第1種換気システムとは、
空気の給気・排気はともに機械で行います。

 

 

第3種換気システムは、
排気のみを機械で行うため一番シンプル。

 

 

 

なぜ高気密かつ第1種換気システムお家は、
同時吸排気型がオススメなのか？

 

 

 

それは、
家の中が負圧になってしまうことがあるからです。
（しっかり気密がとれた状態が前提）

 

 

キッチンのレンジフードを動かすと、
本来であれば吐き出すべきお風呂や洗面所から、
空気が逆流して家の中に入ってしまうような
現象が起きやすいのです。

 

 

 

負圧とは
室内の空気の圧力が外の空気より低い状態のこと。
室内の圧力が低いと、外から空気を入れる働きがあります。

 

（ご参考までに…）

正圧とは

室内の空気の圧力が外の空気より高い状態のこと。

室内の空気がいっぱいになることで、
圧力が高くなり室内に空気をいれない働きがあります。

汚れた空気が入ることがないため、
無菌室や手術室などは正圧のしくみを利用しています。

 

 

 

よって、

 

キッチンのレンジフードによって汚れた空気を外に出し、
同時に室内に外からきれいな空気を取り入れる
同時吸排気型の換気扇がオススメなのです。

 

 

 

ただし、一般的なレンジフードに比べると価格は少し割高に
なります。

 

 

 

これからご新築される方で
高気密・第一種換気システムの場合は、同時吸排気型のレンジフードを
ご検討されてみてはいかがでしょうか？

 

 

 

 

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