ミニマリストな暮らし~私たちに必要な収納スペースの話~
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新築・リフォーム 兵庫県加古川市 株式会社三建の荒巻です!
最近 ミニマリストという言葉をTVなどで耳にしますがご存知ですか?
不要な物を捨てて片づける「断捨離」はご存知の方も多いかと思いますが
「ミニマリスト」は物自体持たないという人々の事を指します。
何年も使っていない服やカバン。
家の中にいくつもある文具類。
このような自分の暮らしに必要でない身の回りの物をできるだけ減らすことによって、仕事や趣味に集中して生活の質を高めようとする考え方で、実際にミニマリストというライフスタイルが若者を中心に広がっています。
近年では物も情報も簡単に手に入れられるだけに、整理するのが難しいですね。
わたしも実際ミニマリズムなライフスタイルに憧れて持ち物をこだわり抜いたものだけを大事に使うように意識するようになりました。
ある程度ものが減って必要最小限のこだわりのものに囲まれて以降は、必要ではない物は買わないこと!と、多少値が張っても自己投資であれば買う!
ということを意識できるようになりました。
物があるということは、当たり前ですが収納もたくさん必要になってきたり
収納場所がいつの間にかいっぱいになっていたり…。
そして収納用品を買ってまた物が増えて…
と負の連鎖が起こってしまいます。
収納に関してよく聞くのは、
「大は小をかねる。」「収納はいくらあっても困らない」
「後から必ずどんどん増えるから」
という言葉をよく耳にするのですが、本当にそれで良いのでしょうか?
たとえば家を建てるにも最低限の持ち物しかなければ、クローゼットが小さくてよかったり、収納家具が要らなかったり 、どこに片づけたっけ?ということも減ると思います。
「でも子どもが成長したら必要なものも増えるでしょ?」
「そもそもどのくらい収納があれば良いかわからないから大きめの収納を作るんじゃん!」
という声も飛んできそうなので、一体どれだけ家の中に収納を作ればいいの?という疑問についても考えたいと思います。
収納はどのくらい必要?
前提として、収納の必要面積はどのような趣味があるか、どの持ち物が多いかと、持ち物の数によって変わります。
そうは言っても目安が知りたい!!
という方もいると思いますので、今日は「理想的な収納面積」について解説します。
必要な収納を考える上で「収納率」という考え方があります。
収納率とは家の総床面積に対する収納部分の面積の比率のことです。
(キッチンや洗面化粧台の収納などは除きます。)
理想とされている収納率は戸建12~15%、マンション8%以上といわれています。
戸建てについて掘り下げると、1人あたりの最低収納量は1帖。
一つの収納スペースの中でも細かく区切ったり、シェアする事もあるので一概には言えませんが理想的には1人あたり2帖あるとベストでしょう。
また収納率の考え方でいくと、35坪前後の場合は4〜4.5坪(8〜9帖)程度の収納量が家全体に求められます。
あくまで一つの目安としてお考えいただきたいですが、趣味の多い方にとってはもちろん収納スペースもその分広くなります。
しかし、収納面積を増やせば当然価格も高くなっていきます。
「コスト>収納」
の考えも当然大事になりますので収納力にあまりに固執すると思いがけずコストが上がってしまう可能性も十分にあります。
持ち物とお家の広さのバランスを意識しましょう。
1年に1度も着用しなかった衣類。何年も前に購入したスポーツウェア。勢いで買って全く使用していない通販用品。
今のところ使う予定はないけどいつか使うだろう。
今年は着なかったけど来年は着るかも。
昔の体型に痩せれば着れるんだけどな。
というものは家の中にたくさん眠っていませんか?
このようなものの為に収納を多くとる必要が本当にあるのでしょうか。
収納がが多いということはそれだけ無駄なものを残しておける、ということです。
近年多くなってきた、物を持たない最低限の収納量で暮らす「ミニマリスト」の思考法を取り入れてみましょう。
家を建てる際も、ものに縛られず自分らしく、自分に合った暮らし方をしたいものですね。
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