【最強】もうゴキブリは見たくない!!マンションや一軒家で夏のゴキブリ対策について解説します
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新築・リフォーム 兵庫県加古川市 株式会社三建の棚瀬です。
梅雨も抜けて夏がやってきましたね。
年々蒸し暑くなってきている夏が到来して、熱中症や電気代など心配なことが多くなってきます。
そんな中で気を付けたいのが、ゴキブリ対策です。
特に夏は家の中でゴキブリが多発して本当に厄介ですよね…
今回の記事では、ゴキブリが出やすい環境や対策を紹介していきます!
そもそもなぜ夏にゴキブリが増えるの?
ゴキブリと言えば夏!!というイメージを持たれている方も多くいると思います。
どうして夏になると遭遇することが多くなるのかを解説していきます。
そもそものゴキブリの活動しやすい温度に関係があります。
18度を超えた頃くらいからより活発に動きはじめ、気温が25度以上の時が最も活発化する上に、高温多湿で20度以上の環境が過ごしやすいとされています。
これを聞くと、梅雨から夏にかけてがゴキブリと出くわしてしまうのも納得ですね。
高温多湿を好むゴキブリとはいえ、暑すぎると人間と同様に真夏は涼しく快適な環境を好みます。
その為、エアコンの効いた涼しく快適な室内に侵入するので、こうして部屋でゴキブリと遭遇する事となります。
ゴキブリはどこからやってくる?
エアコンの快適な空間に入り込みたいとはいえ、戸締りもちゃんとしているのになぜ家の中に入ってくるのでしょうか?
ここでは、ゴキブリが侵入してくる主なルートについて解説していきます。
・玄関
ゴキブリは成虫でも5mmの隙間さえあれば家の中に侵入することができます。
また、ドアが閉まっているときだけなく私たちが出入りするタイミングを見計らい侵入するケースが意外にも多いらしく、宅配便を受け取るときやドアを長い時間開けっ放しにするときは注意が必要です。
・窓(網戸)
窓は本密閉度が高いように見えますが、多くの場合開閉するために少しの隙間があるものがほとんどです。
自宅の築年数が経過するにつれて隙間は大きくなり、容易に家の中に入ることが可能になるので、換気中もしっかり警戒しなければなりません。
・排水溝
排水溝には排水トラップという虫の侵入を防ぐ仕掛けがついていますが、不具合や故障でこの仕掛けの肝である侵入を防ぐ水たまりがなくなってしまうことがあります。
また、しっかり仕掛けが機能していても「泳げるゴキブリ」が来てしまった場合は侵入されてしまいます。
室内で見かけることが多いクロゴキブリとチャバネゴキブリという種類は泳げると言われているので、排水溝は侵入経路として頻繁に利用されていそうです。
・換気扇や通風口
換気扇についている油汚れは埃はゴキブリの大好物なので、ニオイで寄ってきてそのまま室内に侵入してしまいます。たとえ換気扇や通風口をきれいにしても、キッチンの生ごみの臭いまで嗅ぎ分けて侵入してきます。
・エアコン
エアコンからゴキブリが飛んできたという恐怖体験をしたことがある人も少なくないと思います。
エアコンに隠れしていたり、ドレンホースという結露を排出するためのホースから登ってきたり、スレープアナというドレンホースを屋外へと通すために壁に空けられる穴の隙間があり、それを塞いでいたはずのパテの劣化で隙間ができてしまったり、様々な理由が考えられるエアコンからの出現…
本当に恐ろしいです…
ゴキブリが出やすい家とは?
これからどんどん活発したゴキブリと遭遇する確率が上がると思うと憂鬱になりますよね…
しかし、こんなにゴキブリが出没しやすい夏でさえ、あまりゴキブリを見ないというお家もあると思います。
この章では、ゴキブリが出やすい家にはどんな特徴があるのかについて解説します。
・家の中が汚い
これに関しては皆さん想像がつくと思うので、1番最初に持ってきました。
ゴキブリは生ごみや食べかすだけではなく、埃や髪の毛、爪なども食料に生活することができます。
汚い部屋の状態で旅行や出張で数日家を空けてしまうとゴキブリの住処になってしまうことも…
…恐ろしい。
・家電製品が多い
ゴキブリは高温多湿が好きだと前述しましたが、夜行性でもあるゴキブリは暗いところも大好きです。
家電製品の裏側は掃除がしにくく埃が溜まりやすい上に、陰になり暗く、電気で暖かい場所です。
冷房が肌寒いほど効かせてある部屋であったとしても家電製品の裏側は暖かいまま。
ゴキブリにとっては年中快適な場所となっています。
・宅配便を頻繁に利用する
玄関の開け閉めが多くなる家ではゴキブリの侵入チャンスが沢山!
更に、宅配便で受け取る段ボールに潜んでいたり、卵が付いていたりするので、先ほど挙げた玄関からの侵入を容易にしてしまいます。
・植物を育てている
植物を育てるプランターの中は、水分たっぷりでゴキブリが過ごしやすい環境なので中に潜んでいることがあります。
特にベランダなどで植物を育てている方は、換気の窓から侵入確立がグンと上がるので要注意です。
ゴキブリが出ない家にするには
ゴキブリは小さい隙間や防ぎようのない場所から侵入してくるので、侵入経路を塞ぎきるという対応は厳しいと思います。
塞げるところは塞いで、清潔な環境を保ち、細心の注意を払っていたとしても、臭いや涼しい環境を求めるゴキブリの侵入を防げません。
そこで、他にどんな対策をすれば侵入されにくくなるのか解説します。
・食べこぼし飲みこぼしを残さず掃除する
食料や水分を見つけられないと、さすがのゴキブリも生き残る事はできません。
食べこぼしや飲みこぼしを完璧に掃除しておくことである程度のゴキブリ対策にはなりえます。
また、ゴキブリは一滴の水で三日以上生きられるそうなので、飲みこぼし以外にも流しの水分などにも注意が必要です。
食料が水分が豊富にあれば、仲間を呼び寄せ大量発生しますが、逆に言えば、食料が水分がないとわかると仲間が来ることもないですし、侵入したゴキブリも人間と遭遇してしまう前に、他の食料がありそうな場所に移動していきます。
面倒くさく即効性がないように感じますが、ゴキブリが生きられない環境にする事がゴキブリが出ない家にするには大切です。
・掃除を徹底的にする
前述したとおり、埃もゴキブリの餌になります。
特に、忘れやすくゴキブリが好きな環境である冷蔵庫やテレビ、エアコンなどの家電の裏までチェックして、埃が溜まっていたらすぐに掃除して綺麗にしましょう。
また、ごみの処理も大切で、特に生ごみや食べ残しの処理も臭いが漏れないようにしっかり密閉保存することが求められます…
より効果的な対策として密閉されたごみ箱に捨てるよりも、ラップやジップロックなどに入れ、ゴミの日まで冷凍庫で凍らせておくと、腐敗や臭いを防ぐことができるのでおすすめです。
・家の隙間を防いだり、侵入対策グッズを装着する
ゴキブリが生き延びられない環境にしても、簡単に侵入できる家だと遭遇確率は上がります。
そのため、できるだけ侵入経路を減らすこともゴキブリが出ない家にする大切なことです。
家の隙間をパテで埋めたり、排水溝の周辺に隙間をマスキングテープなどで塞ぐだけも侵入経路を減らすことができます。
ドアや窓には隙間テープという物があり、隙間を埋めることはもちろん防音効果・保温効果もある優れものなのでぜひ使ってみてください。
エアコンの排水ホースや通風孔などは、防虫ネットや防虫キャップ、防虫ブラシなどホームセンターに売っていて、簡単に取り付け可能なので防虫グッズを利用してみるのも効果的です。
・カーテンを開けて、除湿する
ゴキブリの好きな環境について説明しましたが、その逆の環境はゴキブリにとって苦手な環境ということになります。
まずは、湿気がこもらないように換気や除湿を心掛けましょう。
夜行性のゴキブリなのでカーテンを閉め切り暗い部屋のまませず、日の光を取り込んで明るいおうちににしましょう。
・ハーブを育てたり、ハーブ系のフレグランスを置く
また、ゴキブリにも苦手な物があり、ハーブなどの清涼感のある匂いを漂わせると近づきずらくなりますので、ハーブ系のアロマオイルやフレグランスを置いたり、ガーデニングをしている人はハーブを育ててみるのもいいかもしれません。
清潔な家でゴキブリと遭遇しない為に
ここまで様々な対策についてご紹介してきましたが、実践できそうなものはあったでしょうか?
すべて完璧にこなすことは難しいと思いますので、できそうなことからひとつずつトライしてみてくださいね♪
ゴキブリが出にくい家がある!
どんなに掃除して、侵入経路を塞ごうとしても、自分では見つけられない小さな隙間やふさぐことが難しい家の隙間があれば、それだけは正直どうしようもありません…
なので、そもそも隙間が少ない良い家に住むことができれば、対策の頑張り次第でよりゴキブリの出ない家になります。
さらに高気密高断熱の家は、温度や湿度のコントロールもしやすくなるので、室温25℃以下湿度60%以下を保つと、ゴキブリが一番活発になる環境になることを防げます。
高気密高断熱についてはこちらの記事で詳しく解説しています